先日、「サンディングって何?」という質問がありまして・・・簡単に言うと「ヤスリがけ」です。
サンドペーパーで木の表面を段階的に削って滑らかにする訳ですが・・・ドラムを製作するにあたり最も時間を要するのが実はこのサンディングなのです。(あくまでもriddimの場合ですが)
巷には電動サンダーという便利な道具があり、効率よく仕上がりも均一になるため大半のメーカーはこれを使用しています。
しかし、どんなに粉だらけになり腕がだるくなろうともこの作業は「手」でやりたいんですよね。
別に「ハンドメイド」に拘っているわけでもないのですが、何故でしょう?
自分でも理由はわからないのですが、手の感覚を大事にしたいのでしょうね。
最近では、大手メーカーのファクトリーツアー動画が公開されていますが、驚くほど機械化されていて、まるでロボットが作っているかのようです。
効率よく大量生産するには不可欠なのでしょうが、どうにも抵抗がありまして・・・
手間も時間もかかり、お客様をお待たせしてしまいますが、今後も「手」の感覚を信じて丁寧に作って行きたいものです。
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