riddim Drum kit はドラマーの求めるサウンドを実現すべく、シェルの素材、厚さ、サイズ、パーツ、フィニッシュの選択等、スペックを一からデザインし製作されます。
世界に一台しかないあなただけのドラムセットも実現可能です。
スネアドラムのカスタムオーダーに関しては、マテリアル、サイズ、パーツの選択肢が多いため、基本料金の設定がありません。 お見積りは無料ですのでお気軽にお問合せください。
*Shell (それぞれReinforcement ring の有無選択可能)
・Maple 8ply , 10ply
・Birch 8ply
・Maple + Poplar + Birch 6ply
・Mahogany + Poplar + Birch 6ply
*Bearing edge
45°を基本に30°、ラウンド、ハーフラウンド等、内角・外角の比率含めフレキシブルに対応可能。
*Hoop (サイズにより選択不可な場合があります)
・1.6mm steel triple flange ・2.3mm steel triple flange
・2.3mm steel stick saver ・Maple wood hoop
・Vintage wood hoop (Hook type)
*Finish
スネアドラム同様のレギュラーカラー11色に加え、オリジナルカラー(応相談)の選択も可能。
natural , wine red , charcoal black , vintage natural , amber , walnut , ivory , retro sea green , cherry red , yellow mist , indigo blue
*Price List(riddim推奨サイズ〜シェルにより選択不可の場合あり/価格はすべて税別)
・ 8"x7" TT・・・・・¥ 68,000〜
・10"x7.5" TT・・・・¥ 74,000〜
・12"x8" TT・・・・・¥ 77,000〜
・13"x9" TT・・・・・¥ 80,000〜
・14"x10" TT・・・・¥ 90,000〜
・15"x12" TT・・・・¥ 99,000〜
・16"x14" TT・・・・¥ 101,000〜
・14"x13" FT・・・・¥116,000〜
・15"x14" FT・・・・¥ 119,000〜
・16"x15" FT・・・・¥ 121,000〜
・18"x16" FT・・・・¥ 133,000〜
・16"x12" BD・・・・・¥ 150,000〜
・18"x14" BD・・・・・¥ 168,000〜
・20"x14" BD・・・・・¥ 175,000〜
・22"x15" BD・・・・・¥ 194,000〜
・24"x16" BD・・・・・¥ 209,000〜
・26"x16" BD・・・・・¥ 215,000〜
*選択するシェル、パーツによって価格が異なります。 すべてのスペック決定後、見積りを出しご検討いただきますので、お気軽にお問合せください。
すでに製作されたカスタムオーダーモデルをご紹介します。
* Custom #26. Maple 15ply / 14"x5.25" SD (for DRUM TRIBE)
#4でも紹介している福岡のドラムショップ・DRUM TRIBE 別注モデルも今回で6台目。
シェルの深さ5.25"、TRICK GS007 ストレイナー採用などこだわりのスペックはそのままに、今回はフィニッシュに新たなるオーダーがありました。
外見は渋いチャコールブラックですが、シェル内側は深紅(クリムゾンレッド)に塗装、ボトムエッジのみナチュラルという仕様。
テーマはJaponism ということで、「日本人の奥ゆかしさ、粋を感じてもらえたら・・・」とのこと。
確かに、そこはかとなく和のテイストが感じられます。
お問い合わせはこちらまで。
DRUM TRIBE
* Custom #25. Vintage Maple shell 3peace Kit / 22"x14" BD , 12"x8" TT , 16"x15" FT
シェルは6plyで外側からmaple 1+poplar 1+birch 1+poplar 2+maple 1という構成。
TT , FTは8ply、BDは10plyのmaple reinforcemetが装着され、サイズに合わせそれぞれ幅が調節されています。
TT , FTのベアリングエッジはトップが限りなくラウンドに近いハーフラウンド(エッジトップがやや外寄り)で、ボトムは外/ラウンド、内/45°のハーフラウンドに設定。
ビンテージライクな太く丸い音色ながらレスポンスの良さを狙いました。
エアホールはボトム寄り。
BDのベアリングエッジはトップ、ボトム共にラウンドで、アタックより太さを狙いました。
14"という深さもあり、こちらもビンテージ寄りの音色で、Coted Ambassador headとの相性はピッタリ!
ある意味現行の楽器とは思えないサウンドですが、音量、レンジの広さはまさしく「今」のものです。
フィニッシュカラーはindigo blueで、ステイン塗料を特別に調合しました。
BD Hoopのみnatural mapleで、打面側の幅をやや狭く削りました。
これはビーターの当たる角度を出来るだけ打面と平行にするため今回より採用しました。
* Custom #24. Maple 15ply / 14"x5.5" SD (for Ikuya Shimizu [toconoma])
金属胴ばかりで木胴は保有したことがなかったという清水さん・・・。
試奏に訪れレギュラーラインナップ#01. Maple 15ply / 14"x5" SD を一打した途端、「これです! この感じで作って下さい!」
まさに瞬殺でした。
他のスネアと高さを合わせるため、深さのみ5.5"にカスタマイズ。
パーツ類のスペックは、テンションボルトの長さ以外#01と同様に設定。
0.5"ではありますが、シェルが深くなったことで音量と太さが増した印象です。
一番のこだわりはこのフィニッシュカラー。
dandelion・・・日本名ではタンポポというカラーで、シェル内面も同色塗装です。
色味、濃淡含め、試作を繰り返し、塗料の配合が決まるまで加工作業がストップしたほどでした。
清水さんにとって初の木胴スネアということもあり「一生、大事に使います!」と言っていただきました。
* Custom #23. Vintage Mahogany 6+6ply / 14"x6.25" SD (for Kohtaro Tateishi)
一見、オーソドックスなマホガニースネアのようですが、その中身はかなり独創的なスペックです。
「柔らかさと太さがありつつもキレが良い」というコンセプトを基に相反する要素をブレンドし絶妙なバランスのスネアに仕上がりました。
フープは、トップ/2.5mm Brass(chrome plated)、ボトム/2.3mm Steel (stick chopper)の8テンション。
ストレイナーは、Trick GS007のシングルアクションで、スナッピーはPuresound B1420を採用。
エアベントはボトム寄りに設定。
シェルは、Mahogany+Poplar+Birch 6plyを基に同じ構成で2"と幅広のレインフォースメントリングを装着。
ベアリングエッジはトップがラウンドでボトムは外/ラウンド、内/45°のハーフラウンド。
柔らかめな素材を厚めに成型しエッジを変えることで「太さとキレ」を狙いました。
初の手塗りによるフェイドフィニッシュ「charcoal black fade」
* Custom #22 . Brass / 14"x5" SD (for mabanua)
「ブラスのスネアを探しているのですが、何かオススメってありますか?」とmabanua氏・・・・各メーカーから発売されているブラススネアを思い浮かべ・・・う〜ん・・・これと言って・・・「じゃあ、作ってみちゃう?」・・・てことでスタートしましたが、これが思いの外大変・・・でした。
下記の工程画像のとおりシェルの表面に特殊加工を施しました。
これにより、金属シェルとしてはやや落ちついた響きで耳障りの良いサウンドに仕上がりました。
フープは2.5mm Brass Hoop(chrome plated)、スナッピーはPURESOUND P1420(20本)、エアベントはややボトム寄りに設定しました。
シェルは海外からの輸入品で、ブラックニッケルメッキで穴あけ未加工のもの。
スティールウールでランダムに研磨し、つや消しクリアラッカーでコーティング。
このメッキをサンディングで剥離し、ブラスの地を出し穴あけ。
センタービーツで通常のエンブレムが付けられないため、新たに作成!
彫金などで使われる特殊な液体で黒く変色させ・・・
* Custom #21 . Maple 10ply / 12"x4" SD (for Haduki Ohishi)
訳ありのため異例の急ピッチで仕上げたカスタムスネア、その訳とは・・・。
オーダーの主はriddim user でもある大石耕平さん。
「子供がドラムをやっているのですが、まだ小さいため小口径のスネアを誕生日にプレゼントしたい」
しかし誕生日までリミットは約2週間!
・・・なんとか間に合いました。
riddimに子供用なんて括りはありませんので、スペックは通常通り。
#03のスペックをベースに深さは4"に設定。
ベアリングエッジ/両面45°、2,3mm 8holes steel hoop、PURESOUND B-1220・・・とここまでは#03と同様。
ストレイナーはピッコロタイプ。
そしてフィニッシュは、mabanua kit 発表以来人気の高いretoro sea green。
ルックス通り、レスポンスの良い安定のクリスピーサウンドに仕上がりました。
末永く使っていただけると嬉しいですね。
* Custom #20 . Maple 8ply / 24"x16" BD , 13"x9" TT , 16"x15" , 18"x16" FT
(for Hisashi Ichinose)
riddim 初の大口径キット。
20" BDのキットを試奏した一ノ瀬さんのオーダーは、「このまま大きくしてもらえれば・・・」
シェルはMaple 8ply+Maple Reinforcement で口径によってリングの厚さと幅を変えています。
TT , FTのフープはあえて薄めの1.6mm steelをチョイス。
TT , FTのベアリングエッジ、トップはラウンド。
BDのベアリングエッジは両面共にラウンド。
アタックよりも太さを狙いました。
ボトムは内角45°/外側ラウンドのハーフラウンド。
フィニッシュは特別にステインを調合したolive green 。
BDフープ内面のみクリア仕上げというこだわりの仕様。
深い色合いに木目が浮かび上がる激渋の仕上がりになりました。
一ノ瀬さんのコメント。
「打感が柔らかく深みがあるのにスーッと収まる感じ」 「大口径なのに扱いやすく様々なジャンルに対応出来そう」
「サウンド、フィニッシュともに大満足! 現場で鳴らすのが今から楽しみです」
最後に、「どこがというわけではないのですが、和のにおいを感じるんですよね〜」とのことでした。
サイズが大きく何かと作業が大変でしたが、報われた感がありますね。
* Custom #19 . Maple 10+6ply / 12"x5" SD (for Kohta Arai)
レギュラーラインナップ#07. Maple 10+6ply / 13"x6" SD を既にお持ちの荒井さんのオーダーは「まんま一回り小さいスネア」ということで、シェル・コンストラクションはそのままにダウンサイジングしました。
テンション数をあえて6テンションに設定、フープは2.3mm steel。
スネアワイヤーはPURESOUND B-1220(ブラスター20本)。
深さ5"の場合、通常はもう少し長いラグを使うのですが、レインフォースメントとの位置関係でピッコロサイズのチューブラグにしました。
フィニッシュは内外共に最近人気のsantorini blue 。
「使っていないTRICKのストレイナーがある」とのことでそのまま採用。
厚胴の小口径ということで、ややハイピッチよりの特性ですが、6テンションにしたことで柔らかさも持ち合わせています。
* Custom #18 . Maple 10ply / 12"x4" SD (for Takuya Yamamoto)
このページの#6で紹介している山本拓矢氏からの再オーダー。
見比べて違いがわかるでしょうか?
違いはテンションの数(以前のモデルが8テンション、今回は6テンション)のみ。
その他のスペックは全く同じで、ストレイナーの位置がエンブレム寄りなこと、打面側エッジ部のみクリアフィニッシュ・・・というこだわりもそのままに再現。
その山本氏のコメントから今回のオーダーの意図が窺えます。
「ざっくり言うと、ホールの数(テンション数)が多くなるとアタックの鮮明な引き締まった音に、少なくなると柔らかくふくよかな音になりますね。」
「ラグ由来の金属から出る高音域や、シェルの剛性による音像の違いもあります。」
「ボルト一本あたりが受け持つ力がかなり違うので、ホール数が多いほうがピッチ上げるのは楽です。
少ないほうがローピッチの時にボルトにかかってるテンションが強くなるから、多少チューニング安定するかなあ。」
「演奏は…曲の中でスネアに求める役割次第なのですが、テンション多いと反応がシビアになるぶん神経使いますが、少ないとその鈍さに苛つくことも。」
「音楽の中で、同じ事をやろうとした時に、どちらがイメージに近い音になるかで選ぶ、みたいな感じかもしれません。」
・・・とのこと。
界隈のドラマーから「博士」と呼ばれている山本氏ならではオーダーと言えるでしょう。
* Custom #17. Maple 15ply / 14"x4.25" SD (for Kentaro Hayashi)
レギュラーラインナップ・#01のシェルを0.75" 浅くカスタマイズ。
フィニッシュカラーはこのモデルのために調合したsantorini blue 。
シェル内面も同色塗装。
シェルが浅くなることでレスポンスがより良くなることは予想通りでしたが、音色には太さがありピッコロサイズとは思えない低域が出ています。
ストレイナーにはTRICK GS007 Multi Step を採用。
他のパーツは#01と同じです。
(ラグのサイズは違いますが・・・)
* Custom #16. Vintage Mahogany / 14"x6.25" SD (for DUTTCH)
レギュラーラインナップ・Vintage Mahogany #06のシェルを0.25"浅く設定。
太さ、柔らかさはそのままによりレスポンスが良くなった印象です。
Vintage Mahogany シェルの場合、通常はMaple 10plyのレインフォースメントリングを装着していますが、今回はあえてやや薄い8plyを選択。
通常トップ寄りのエアベントをボトム寄りに設定。
また、フープはトップのみ1.6mm Steel を選択(ボトムは2.5mm Brass)。
今回は、「より柔らかく!」をテーマにすべてのスペックを絞り込みました。
* Custom #15. Vintage Mahogany / 14"x5.75" SD (for Takashi Kawai)
Vintage Mahogany #02と#06の中間サイズである深さ5.75"。
サウンドもまさにイイとこ取りな感じで、レスポンスの良さと甘さが程よくブレンドされています。
finish colorはマホガニーシェルでは初のcharcoal black。
画像では真っ黒に見えますが、杢目の濃淡が美しくなかなか渋い仕上がりになりました。
ストレイナーには、TRICK GS007 Multi Stepを採用。
その他のパーツは#02と同様です。
* Custom #14. Maple 15ply / 14"x5" SD (for シライミュージック)
今回は、#01をベースにfinish colorのカスタムオーダーです。
そのカラーとは、Custom #10で紹介したmabanua氏のキットと同色のretro sea green 。
なかなか人気が高いフィニッシュなのですが、スネアでは初となります。
興味のある方はシライミュージックさんまでお問合せ下さい。
http://www.shirai-drums.com/?pid=86499075
* Custom #13. Vintage Maple / 13"x5.75" SD (for Junichi Kaeda)
riddim snare drum 全機種を試奏した後、海江田さんからいただいたオーダーは、「#07. Maple 10+6ply / 13"x6" の小気味良さと、Sig_01.Gota Yashiki Signature / 14"x6.5"の暖かさを併せ持ったスネア」
ある意味相反する要素ではありますが、「軟らかめの材にレインフォースメントで強度を与え、ベアリングエッジを上下変えること」でこの難題に取り組みました。
シェルは、maple+poplar+birch 6plyに8ply maple ⅞"_wide のレインフォースメント・リングを装着したもので、サイズは13"x5.75"。
ベアリングエッジは、トップがラウンド、ボトムが45°で太さ、暖かさとレスポンスの良さの両立を狙いました。
エアベントはボトム寄り、インナーマフラーを装備しています。
フープはbrass 2.5mm(chrome plated) / 8holes、スナッピーはPURESOUND P-1316(16strand wire)。
フィニッシュもカスタムカラーのleaf green 。
シェルコンストラクション、サイジング、ベアリングエッジの設定、これらが相まって当初のオーダーをクリア出来たように思います。
* Custom #12. Maple 10 & 8ply / 22"x15" BD , 12"x8" TT , 16"x15" FT
(for Kohey Ohishi [THE GELUGUGU])
「立ち上がりが早く適度なアタックがありながらも耳に痛くない太い音像のキット」・・・という要望からTT , FTはMaple 8plyで、ベアリングエッジはtop_half round / bottom_half round(inside_45°)で、エッジトップの丸みをやや抑えています。
BDのみ10plyとし、ベアリングエッジは両面共にhalf roundで、敢えてレインフォースメントを付けずシェルの厚みとエッジ形状でアタックと胴鳴りのバランスを整えました。
フィニッシュについては、「Gibson ES-335のcherry red」という要望から、レッドとブラウン系のステインを調合し着色、クリアニスの飴色成分で深みを出しました。
BDフープも同色で揃えました。
TT , FTフープは、2.3mm stick saver typeをチョイス。
今回もTTはスネアスタンドマウントということで、Gibraltar 8706 にTNR Little Booty Shakerの組合わせ。
早速、叩いた感想を伺ったところ「無茶苦茶カッコよくて無茶苦茶イイ音です。感動しました! 最初からこの鳴りだと今後どう育つのか楽しみです」
・・・とのことでした。
* Custom #11. Maple 8ply / 22"x15" BD , 12"x8" TT , 16"x15" FT
(for Yukie [Awesome city club])
実はVintage Ludwig or Gretschの購入を検討していたユキエさん・・・しかし、良いコンディションの楽器がすぐに見つかるか?・・・音色も両メーカーのイイとこ取りが希望・・・ということで悩み抜いた末にカスタムオーダーをいただきました。
その希望を踏まえ、シェルはMaple 8ply〜バスドラムのみレインフォースメントリング有り・・・というスペックに決定!
ベアリングエッジはTT , FTは共通で、top_half round / bottom_half round(inside_45°)、BDは両面共にfull roundに設定。
フィニッシュカラーは試作を重ね、my sky blue of winter(ユキエ氏命名)。
シェル内面も同色塗装です。
TT , FTのフープは内巻きの2.3mm stick saver typeをチョイス。
BD フープのみnatural maple 仕上げ。
TTをスネアスタンドマウントに・・・ということで、Gibraltar 8706 にTNR Little Booty Shakerを装着・・・これにより豊かでナチュラルなトーンが得られます。
バスドラムにはあらかじめEVANS EQ Padを装備。
ふくよかで温かみがありながら、適度なアタックとレゾナンスを両立する絶妙なバランスのキットになり、ユキエさんも大満足!
とても喜んでいただきこちらも嬉しい限りです。
*Custom #10. Vintage Maple / 22"x15" BD , 12"x8" TT , 14"x13" , 16"x15" FT (for mabanua)
「ビンテージ・テイストがありながらもライブでも使える太い音像」・・・をコンセプトに製作。
シェルは外側から、maple_1/poplar_1/birch_1/poplar_2/maple_1 の6ply。
メイプル・レインフォースメントはサイズによって厚みと幅を変え、打面のベアリングエッジはラウンドタイプ。
ボトムのベアリングエッジは外側_ラウンド/内側_45°のハーフラウンド。
(バスドラムのみ両面ともラウンド)
フィニッシュはカスタムカラーのRetro Sea Green (mabanua氏命名)。
バスドラム・フープのみNatural 仕上げ。
ラグはシングルチューブラグ。
フープは数種類試し、1.6mm スティールを採用。
*Custom #9. Maple 10+8ply / 13"x6.35" (for Masanao Matsushita)
「ライブ用にとにかくヌケの良いヤツ」
・・・ということで、#07. Maple 10+6ply / 13"x6" をベースにカスタマイズ。
フィニッシュは特注カラーのLight Brown 。
「深さ6"では物足りないが、6.5"だと深過ぎる」
・・・で、刻んで6.35"に決定!
また、レインフォースメントも8plyにし、よりパワーアップを狙うことに。
シェル・インナーも同色塗装。
ストレイナーはTRICK GS007 。
スナッピーはPURESOUND B1320 (20wires) 。
完成当日にライブで使用したそうで、「狙い通り・・・いや思っていた以上の音飛び!」と満足いただけたようです。
*Custom #8. Maple 10ply / 12"x4.5" (for Koh Kitahashi)
「現行の小口径スネアを片っ端から試奏したが満足するものに出会えなかった」と話す北端さん。
レギュラーラインナップ#03のシェルを浅胴の4.5"に設定して製作しました。
フィニッシュは新色のivoryです。
フープは2.3mm Steel 8holes 。
ストレイナーはピッコロタイプ。
スナッピーはPURESOUND B1220 (20 wires)
クリスピーサウンドの中にも程よい胴鳴り感が得られサイドスネアにピッタリの仕上がりとなりました。
*Custom #7. Maple 8ply / 15"x5.75" (for Hisashi Ichinose)
新たにレギュラーラインナップに加わった#05のシェルを深さ5.75"にカスタマイズ。
口径15"のプロトタイプが、深さ5"と6.5"の2種類あるのですが、その2台を叩き比べ「どちらも捨てがたい・・・・その間を取って5.75"ってのはどうでしょう?」
という訳で、ご希望通り製作しました。
結果、まさしく両方のいいとこ取りで、太さと豊かな倍音に加えレスポンスも抜群な仕上がりになりました。
*Custom #6. Maple 10ply / 12"x4" (for Takuya Yamamoto [bohemianvoodoo])
レギュラーラインナップ#03のシェルを深さ4"にカスタマイズ。
立ち上がりの早いクリスピーサウンドに仕上がりました。
*こだわりその1
フィニッシュはwalnutで、基本的にシェル全面同色塗装のところ、打面側エッジ部分のみnatural仕上げに。
*こだわりその2
ストレイナー及びバットの位置を通常よりラグ1個分時計周りに移動。
この位置が使いやすいとのこと。
ストレイナーはピッコロタイプを選択。
* Custom #5 . Vintage Mahogany / 14" x 6" (for Yukie [Awesome City Club])
レギュラーラインナップ #02のシェルを6"に設定したモデル。
よりファットに柔らかい印象が強くなりました。
レインフォースメントは、Maple 10ply_1"幅。
ベアリングエッジは、top_half round / bottom_45° 。
インナーマフラー装備。
フープは、Brass 8 holes。
スナッピーは、PURESOUND Custom 20本タイプ。
* Custom #4 . Maple 15ply / 14" x 5.25" (for DRUM TRIBE)
レギュラーラインナップ#01のシェルを1/4"深く設定した別注モデル。
わずか6mmあまりの違いですが、ややファットになり絶妙なバランスに仕上がりました。
ストレイナーは、TRICK GS007 Multi Step を搭載。
3段階のスナッピーテンションが即時に選択出来る優れものです。
その他のスペックは変更なし。
フィニッシュは新色のVintage Natural Stain です。
* Custom #3 . Vintage Mahogany / 14" x 6.5" (for mabanua)
レギュラーラインナップ#02 Vintage Mahoganyのスペックを基本にした深胴6.5"のモデル。
ご本人のキットと同色のカバリング仕様です。
最近では珍しくなった内蔵マフラーを装備。
また、カバリングを巻いた後にエッジ加工しているため、滑らかな仕上がりです。
スナッピーは、PURESOUND P1420 / 20本タイプを採用。
カバリングにより若干タイトに、深胴にしたことでよりファットにバランスの取れた仕上がりになりました。
* Custom #2 . Maple 15ply / 14" x 5" (for Ichigo Urayama)
スペックはレギュラーラインナップ#01と同一ですが、フィニッシュが特注カラーのamber stain となっています。
ベアリングエッジはトップ/ボトム共に45°に加工されています。
シェル内面も同一の塗装です。
* Custom #1 . Maple 15ply / 14" x 4.5" (for Masanao Matsushita)
レギュラーラインナップモデル #01 のシェルを0.5" 浅くしたモデル。
より反応が早くドライな音色に仕上がりました。
フィニッシュも特注カラーのvintage natural stain 。
シェルが浅くなった関係上、パーツを取付けられるスペースも限られてきます。
試行錯誤の末、今回はストレイナーにTRICK GS007 を採用。
精度が高くスムーズなアクションには定評があります。