そこでまずシェルをメイプル+ポプラ+バーチの6プライ(外側からメイプルx1 , ポプラx1 , バーチx1 , ポプラx2 , メイプルx1)というビンテージライクな構成に決定。
サイズは14"x 6.5"、ベアリングエッジをハーフラウンドに設定(内角はトップ/ラウンド、ボトム/45°)し、太く温かくかつレスポンスの良さを狙うことに。
フープは豪太氏お気に入りのブラス・フープ(2.5mm)で、その他のパーツはシンプルでスタンダードなもの・・・ということで、riddimのレギュラーパーツを選択しました。
最後にフィニッシュは、豪太氏所有の50's Gretsch Kitに合わせ「amber」に決定!
こうして出来上がったプロトタイプは豪太氏の元に届けられ、試奏もそこそこにツアー本番に投入されました。
豪太氏のコメント。
「riddimの作りと感触はやはり伊藤直樹氏がドラマーであるが故、全ての過程においての繊細な微調整を自然とされているところが見えない部分ですが重要なポイントです。
これは他の楽器と合奏した時に体感できます。
このスネアは、ハイピッチもロウピッチも安定していて、チューニングもしやすく、皆さんの良きパートナーになること間違い無しの名器となることでしょう。」
(Planning by ビンテージ・ドラムの館)
* shell : maple+poplar+birch 6ply (5.8mm)
* bearing edge : top_half round (inside/round) / bottom_half round (insaide/45°)
* hoop : 2.5mm brass(chrome plate) / triple flange 8holes
* lug : tube type (brass)
* strainer : classic type
* snare wires : PURESOUND P1416(16strand wire)
* head : REMO Coated Ambassador / Snare Side
* finish : amber